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PRサポーターズ&インタビュー・コラム

「鉄道旅行」どう楽しむ?

2019年8月28日

PRサポーター 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)新潟支社 営業部長 辻󠄀本健二さん

「鉄道」の楽しみ方は様々です。乗る楽しみ、見る楽しみ、撮る楽しみ…。今回は、魅力あふれる鉄道のお仕事に携わっているJR東日本新潟支社の営業部長である辻󠄀本健二さんに鉄道旅行の魅力などをお伺いしました。

辻󠄀本部長

 鉄道のお仕事に携わることになったきっかけは何ですか?

辻󠄀本 地域社会に貢献できる仕事に就きたいと思い、鉄道を中心に広い事業フィールドを持つ当社に入社しました。

 鉄道旅行の魅力はどういうものだとお考えですか?

辻󠄀本 お客さまそれぞれ、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力だと思います。例えば、ご家族で、ご夫婦で、友達同士で、おひとりで…。
車内での様々な楽しみ方もあります。例えば、四季折々の沿線の景色を車窓から楽しむ、仲間と会話を楽しむ、それぞれの地域の特徴ある駅弁を味わう、読書をするなどいろいろありますね。
途中下車したりしながら、地域の魅力を楽しむこともできます。
それにドライバーに気兼ねなく、グループ全員が新潟の誇る日本酒を飲める、とか。(笑)
渋滞がなく計画が立てやすいですし、行程を考えること自体も楽しいですね。

 本当にいろいろな魅力がありますね。おすすめの鉄道の楽しみ方をご紹介していただけますか?

辻󠄀本 単なる移動手段でなく、列車に乗ること自体が旅行の目的になるような「のってたのしい列車」を各地で運行していいます。
新潟エリアで言えば、地酒王国新潟の誇る「お酒」をテーマにした「越乃Shu*Kura」や今年20周年を迎えた森と水とロマンの鉄道「SLばんえつ物語」、世界最速の芸術鑑賞ができる「現美新幹線」などがあります。さらに、10月から開催する「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン」にあわせて、新潟・庄内の食と景観を楽しむ列車「海里」をデビューさせます。

越乃Shu*Kura全景と2号車イベントスペース

「のってたのしい列車」の車内では、沿線の皆さまのご協力を頂きおもてなしを行っていますが、それをきっかけとして、地元に足をお運びいただき、地域をよりよく知っていただきたいと思っています。
新潟県内のお客さまも当然のこと、上越新幹線や北陸新幹線を使って首都圏を中心に全国各地からお客さまにお越しいただき、「のってたのしい列車」を使って、新潟県内に宿泊等もしながら旅行をお楽しみいただきたいですね。
「のってたのしい列車」以外にもたくさんの臨時列車を運行しています。春はお花見、夏は花火大会、秋は紅葉など、渋滞知らずの列車を使ってお出かけもおすすめです。
新潟県で初開催となる国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭事業としての鉄道ツアー、当社OBによる磐越西線鉄道遺産探訪の旅~見て、聞いて、感じる鉄道遺産~もあります。
列車毎にさまざまな楽しみ方があると思うので、それぞれお楽しみいただきたいですね。

SLばんえつ物語

 デスティネーションキャンペーンはどういうことから生まれたのですか?

辻󠄀本 実は、国鉄時代昭和53年から始まっています。
地方自治体等の要請を受けてJRグループ6社、旅行会社、協賛会社等が協力して実施する日本最大規模の観光キャンペーンです。
開催地について、集中的なPRを実施し、全国からの送客を図り、地域活性化を目的としています。
新潟県は、1982年(10月~12月)を皮切りに過去8回実施しています。今年秋(10月~12月)の「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン」は5年ぶり9回目となります。新潟県のデスティネーションキャンペーン実施回数は、冬に毎年実施している「京都」を除くと、トップとなり春夏秋冬すべての季節で実施していることになります。
デスティネーションキャンペーンをきっかけに、観光地としてのステップアップを図り、一過性で終わらせずに持続させることが重要だと考えています。
具体的には、地域の方々が主体的に観光資源を掘り起し磨き上げる、観光、まちづくりに中心的に取り組む人材ネットワークを築く、官民学が一体となって観光客の誘致に継続的に取り組む体制づくり、こういったことが必要です。
当社は、地域と同じ思いで地域と旅行者を結ぶコーディネーターでもあります。それにより、「住んでよし、訪れてよし」の地域を創り、将来にわたって、繰り返しお客さまに来ていただけるようにしたいですね。

 全国様々な観光がありますが、新潟を鉄道で旅し、食文化を楽しむ魅力は何だとお考えですか?

辻󠄀本 今回のデスティネーションキャンペーンは「日本海美食旅(ガストロノミー)」をキャッチフレーズに行います。
これまでのキャッチフレーズ「うまさぎっしり新潟」を深堀りし、食を育んだ風土や歴史、暮らし、文化などを発信していきたいですね。
それによって、地域を知っていただき、愛着を持ってもらい繰り返しお客さまにお越しいただけるようにしたいと思っています。
新潟の食文化の一つは、「新潟料亭文化」ですね。新潟は、幕末の開港五港の一つに選ばれ、それ以前から北前船の主要な寄港地でした。文人、政財界の主役たちが日本中から集まっていたため、お座敷に華を添える古町芸妓は最盛期には400人を超え、後に京都・祇園・東京・新橋と並び称されていました。
今回デビューする「海里」でも、新潟料亭の名店「行形亭(いきなりや)」「鍋(なべ)茶屋(ぢゃや)」「一(いち)〆(しめ)」の料理を楽しんでいただくツアーもあります。車内で料理を提供する際は、あわせて、新潟料亭文化や新潟の食材、様々な調理方法等をお客さまにお伝えしたいですね。
「海里」にご乗車いただいた後に、今度は実際にお店に足を運んでいただくといった動きにつなげていきたいと思っています。

 最後にどういう思いで鉄道の仕事に取り組んでいらっしゃるのかお聞かせください。

現美新幹線

辻󠄀本 人口減少、少子高齢化が進む中、鉄道と観光の力をかけあわせることで観光流動を創造し、地域の活性化につなげていきたいと考えています。首都圏を中心に新潟の素晴らしい魅力をPRして、多くのお客さまにお越しいただけるよう日々取り組んでいます。

 いろいろお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。


辻󠄀本健二さん/平成4年入社。
入社後、最初の赴任が新潟支社。約4年間新潟支社管内の駅や支社営業部で勤務。
その後、横浜支社長津田駅長、本社営業部課長、東京支社販売課長等を経て現職に至る。

(令和元年8月インタビュー)
※役職等はインタビュー時現在です。

■関連リンク
JR東日本
のってたのしい列車
BSN鉄道遺産探訪の旅(定員に達している場合はご容赦ください)

印刷用インタビュー:「鉄道旅行」どう楽しむ?(PDF形式1,297KB)
PDF版デザイン協力:新潟県タオ国際交流員