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第34回 国民文化祭・にいがた2019、第19回 全国障害者芸術・文化祭にいがた大会

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PRサポーターズ&インタビュー・コラム

音・リズムを作り出すタップダンス~その魅力を伝えたい~

2019年3月15日

PRサポーター Studio Blue 渡辺千鶴さん(振付 タップダンサー)

城下町の新発田市でタップダンスを教えていらっしゃる渡辺千鶴さん。タップダンスを教える傍ら、豪華客船「飛鳥Ⅱ」のショーに出演したり、数々のライヴを展開されています。足でリズムを奏でるタップダンスとの出会いや魅力について語っていただきました。

渡辺千鶴さん 撮影:平間至さん

 タップダンスとの出会いはいつですか?

渡辺 鹿児島出身なのですが、高校生だった17歳の時に近くのスタジオで出会いました。体を動かすのが好きで元々ジャズダンスやエアロビクスを習っていた時、同じスタジオで外国人の先生がタップダンスを踊っているのを見て、「やってみたいな」と思ったのです。

 「やってみたいな」と思った、タップダンスの魅力は何ですか?

渡辺 「音」ですね。理屈、理論では言えないのですが、タップの音を初めて聴いたときに血が騒ぎました。「こういう世界があるんだなあ!」と感動しました。靴の裏で音を出しているということに、興味を持ったのです。ある程度踊れるようになると、自分でリズムを作って奏でられるようになるのです。打楽器のような感じですね。音を奏でながら踊るタップダンスは、そこが難しくもあり面白いところで、やめられないですね。音を奏でるという面白さは、ぜひ、お伝えたいところです。タップダンスの靴には、爪先とかかとに「タップス」というアルミ合金のチップがついていて、軽快な音から重低音まで、いろいろな音の出し方があります。タップダンスの靴

 17歳からずっとタップダンスを続けているのですか?

渡辺 高校卒業後、東京のダンス学校に進学し、ダンス全般と演劇を学びました。その後、歌手・俳優の故天地総子先生の下、コンサートやショーでタップを躍らせて頂いたり、司会やバラエティ集団マジカル☆フラッパーで芝居やパントマイムにも挑戦しライヴを重ねてきました。
タップダンスを少し辞めていた時期もありましたが、調子が出なくて、やっぱり踊りたいという気持ちになり、またタップダンスに戻ってくるのです。

 

 新発田に来たのはどういうきっかけですか?

渡辺 東京で新発田出身の夫と出会い、結婚を機についてきました。新発田に来てから16年経ちます。新発田に来たのは春でしたが、冬になると、鹿児島や東京とあまりにも違う一面銀世界で感激しました!

 新発田でタップダンススタジオを始めたのは、どういうきっかけですか?

渡辺 新発田に来てすぐに、豪華客船「飛鳥Ⅱ」(アラスカ~ロシア~日本航路)で天地総子先生のコンサートに同行しました。
大海原の大ステージで恩師と踊らせて頂き、どこに行ってもタップを踊り、自分の表現を続けたいと思いました。
娘を出産して子育てのためタップはお休みしていたのですが、仲間を集めて踊りたいという気持ちが沸いてきました。3分でもいいからタップの音を鳴らし踊りたかったのです。
東京にいた頃から少しタップダンスを教えていたので、新発田にタップダンススタジオがないなら自分が作ろうと思い始めました。
新発田市民文化会館のタップダンスができるお部屋を借りて、最初は、娘をおんぶしてタップダンスの自主練習をしていました。

 どんな方々がタップダンスを習っているのですか?

 今は、小学3年生から80歳代の方までいらっしゃいます。80歳代の方は前からやってみたかったと訪ねてこられたのですが、とてもよく足が動きます。
この方のように前から一度やってみたかったとおっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。嬉しいですよね。日常的ではない世界なので、やってみたいという気持ちになるのではないでしょうか。
教室はお一人お一人の体のくせ、弱いところなどをわかった上で、お伝えしたいと考えています。
さらに丁寧に教えてほしいという場合は個人レッスンもやっています。
タップダンスというと、ハードルが高くご自分がやるまでにはいかないと思っていらっしゃる方にも、気楽に体験していただきたいですね。音の出し方から一つ一つお伝えしているので、難しくありませんよ。

 タップダンスはどういうところで披露されているのですか?

渡辺 新発田で発表会、ライヴをしたり、新発田や村上の音楽コンサートやイベントなどに呼んでいただいたりしています。

 これからどんなことをしていきたいと思っていらっしゃいますか。

渡辺 自分の作品をつくって、それを伝えていきたいと思っています。
新発田に来て、タップ仲間も先生もいなくて、私自身が作品を創り出さなければいけないと思いました。
一流タップダンサーをお招きしてワークショップやライヴをしたり、ピアノやギターなど楽器ミュージシャンとのコラボもやっています。
東京時代にいろいろなライヴ経験を重ね学んできたので、今は、振り付けやライヴの演出も手がけています。振り付けや演出は今後の挑戦でもあります。
タップダンス以外でも、新発田で愛されている「きんぎょ台輪おんど」の振り付けも手掛けました。自分のスタジオに留まらず、他の分野の演出もしてみたいですね。

 タップダンスができたら、カッコいいですね。ありがとうございました。


渡辺千鶴さん/鹿児島県出身。東京のダンス学校卒業後、プロダクションフーコに所属。
歌手・俳優の天地総子に師事。数々のショーやコンサートに出演。
現在、「Studio Blue」を主宰。
タップダンスを指導しながら、イベントやショー・コンサートに出演。
振り付け、演出も行う。
スタジオ奉仕活動の一環として、様々な施設への慰問公演や、小学校でのリズムワークショップなども行っている。

(平成31年1月18日インタビュー)
 ※肩書き等はインタビュー時現在です。

■関連リンク
協力事業:第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会記念 タップダンス無料体感レッスン(Studio Blue)

印刷用インタビュー:音・リズムを作り出すタップダンス~その魅力を伝えたい~(PDF形式1,285KB)
PDF版デザイン協力:新潟県タオ国際交流員