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第34回 国民文化祭・にいがた2019、第19回 全国障害者芸術・文化祭にいがた大会

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PRサポーターズ&インタビュー・コラム

地域に根ざした水族館

2019年2月20日

PRサポーター 新潟市水族館マリンピア日本海

新潟市水族館マリンピア

1990年7月に市制施行100周年を記念して開館したマリンピア日本海は今年で29年目、2020年には30周年を迎えます。23年目にあたる2012年より、施設の経年劣化やバリアフリー化・新しい魅力の付加を目的に休館し、約10ヶ月にわたる工事を経て2013年7月にリニューアルオープンしました。
敷地面積は約40,000m2、建物延床面積11,500m2、水量3,000m3で、水族約500種2万点を擁する総合水族館です。
マリンピア日本海というと「イルカショー」を思い浮かべる方が多いと思いますが、マリンピア日本海の展示や活動は「地域性」をとても大事にしています。
今回は地域に根ざした水族館としてのマリンピア日本海を紹介したいと思います。

シナイモツゴ
準絶滅危惧(新潟県)、絶滅危惧ⅠA類(環境省)

◆地域の希少種を次世代へ
新潟市近郊や新潟県内のため池や湧水に棲む希少淡水魚について、館内での繁殖による保存や生息地での調査などを行っています。当館が取り組んでいる代表的な種として「シナイモツゴ」を紹介します。シナイモツゴは東日本の一部の地域に生息する全長8cmほどのコイ科魚類です。新潟県内では山間部のため池に生息していますが、生息地の消滅や国内外来種であるモツゴとの交雑などに

よって野生での個体数が減少しています。マリンピア日本海ではシナイモツゴを次世代に引き継ぐため、館内の水槽やため池での繁殖による種の保存を推進しています。また、県内各所にある生息地の調査も定期的に行っています。

にいがたフィールドでの「潟普請」

◆田んぼや潟の文化を体験
リニューアルの際、屋外に「にいがたフィールド」というビオトープを造成しました。新潟の水辺をイメージした砂丘湖・ため池・湧水・小川・田んぼがあり、それぞれに特徴的な魚類や水生植物を飼育・育成しています。田んぼでは毎年幼児を対象とした田んぼ体験を行っています。田植えや稲刈りはもちろんですが、わら細工の体験も行っています。
また、砂丘湖や小川では湿地の潟や水路で昭和初期まで行われていた「潟普請(かたふしん)」の体験を行っています。潟普請は潟にたまった泥や枯れた水草などを取り除く作業で、いわゆる潟のメンテナンスですが、その泥を田んぼの有機肥料としても利用していました。

このように、マリンピア日本海は地域に根ざした水族館としての役割を担っています。今後も地域の皆様に愛される水族館を目指して努力していきたいと思います。


新潟市水族館マリンピア日本海/
新潟市中央区西船見町5932-445
開館時間 9時〜17時
休館日 12月29日〜1月1日、3月第1木曜日とその翌日
入館料 大人(高校生以上)1,500円 小・中学生600円 幼児(4歳から)200円
詳しくはお問い合わせください。(電話 025-222-7500)

※開館時間等は執筆時現在です。

■関連リンク
新潟市水族館 マリンピア日本海
公益財団法人 新潟市海洋河川文化財団

印刷用コラム:地域に根ざした水族館(PDF形式828KB)
PDF版デザイン協力:新潟県タオ国際交流員