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第34回 国民文化祭・にいがた2019、第19回 全国障害者芸術・文化祭にいがた大会

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PRサポーターズ&インタビュー・コラム

世界かんがい施設遺産「上江用水路」

2018年9月7日

PRサポーター 関川水系土地改良区

1573年に農民たちの手によって開削が始まった上江用水路は、世界的に評価され、平成27年10月に世界かんがい施設遺産に登録されました。

 

 

 

 

上江用水路は、多くの農民の努力と資金でおよそ約130年という歳月をかけて掘り継がれた用水路です。その上江用水路には下記のとおり3つの特徴があります。それぞれ他の用水路には見られない非常に珍しいものです。一滴の水を求めた農民たちの意思は、現在まで脈々と引き継がれ、本地域に根付いています。

 

 

 

 

上江用水路の3つの特徴
①農民の手により約130年かけて用水を掘り継ぐ
 第1期工事(1573~1648年、区間:妙高市川上~吉木新田)功労者:富里久八郎
 第2期工事(1650~1694年、区間:板倉区米増~清里区上深沢)功労者:清水又左衛門
 第3期工事(1772~1781年、区間:清里区上深沢~三和区岡木)功労者:下鳥冨次郎
②用水掘り継ぎの功労者の功績を称える
 富里久八郎:吉木村出身ということから用水開発でできた村の名前を「吉木新田」とした
 清水又左衛門:農民から清水家(板倉区高野)に僧形の石仏が贈られた
 下鳥冨次郎 :上江北辰大明神として上江北辰神社(三和区川浦)に祀られている
③山を繰り抜き川の下を通す難工事を行う
 川上繰穴隧道:川上集落松岡伊右衛門方に依頼し同人の屋敷の下を繰り抜き掘削した隧道
 三丈掘:清里区を通る櫛池川の下を掘り継いだ地下隧道(延長633m、地下三丈(9m))

関川水系土地改良区では世界かんがい施設遺産に登録された平成27年より、上江用水路の見学会を毎年実施しております。皆様のご参加をお待ちしております。

地元語り部(岩崎様)より上江用水の説明

川上繰穴隧道内部を見学


※組織名等は執筆時現在です。

■関連リンク
関川水系土地改良区

印刷用コラム:世界かんがい施設遺産「上江用水路」 (PDF形式560KB)
PDF版デザイン協力:新潟県タオ国際交流員