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第34回 国民文化祭・にいがた2019、第19回 全国障害者芸術・文化祭にいがた大会

やさしいブラウザ

空(株式会社里仙)

株式会社里仙のスイーツライン菓子「空」

里仙様から新潟・阿賀スイーツライン事業にご参加いただきました。
3 代目店主の佐藤様から、スイーツライン菓子「空」についてお話を伺いました。


サクサク食感サブレと甘いアーモンドのハーモニー
新潟・阿賀エリアに、秋から冬にかけて飛来する白鳥をモチーフにした「空」。手軽に
食べられるお菓子として2019 年4 月に販売開始しました。米粉を一部使用した歯触りの
いいサブレと羽に見立てた甘く香ばしいアーモンドは、最高の組み合わせです。

店主こだわりであるアーモンドの羽
甘いアクセントがサブレと好相性

 

 佐潟の白鳥がモチーフになっている
新潟・阿賀エリアには、新潟市の福島潟や阿賀野市の瓢湖など白鳥が飛来する自然豊かな潟や湖が複数あります。店主が特にイメージしているのが、新潟市西区にある佐潟に飛来する白鳥。佐潟の白鳥が飛び立つ瞬間を見たときに、新潟の自然の豊かさを象徴していると感じ、「空」の製作を始めました。優雅な白鳥を再現するため、もともとあったお菓子の型を調整し、アーモンドを使用したのは、店主自身が好きだからという理由が一番だそうです。

店主自らが納得することが大事
人の味覚は十人十色です。同じお菓子でもある人にとっては美味しく、ある人はいまいちと感じるなど、全員が喜ぶお菓子を作ることは難しいものです。では、何を基準にお菓子を作っているのでしょうか。里仙3代目の場合は、「自分が納得すること」からお菓子の製作が始まると考えています。自分なりのイメージを持ち、使用する原材料にも多くのこだわりがつまったお菓子を、たくさんの人に食べてもらいたいと思っています。スイーツライン菓子「空」もそのひとつです。

里仙本店の正面
創業から90 年以上も変わらず、街を見守っている

守るべき信念と変えていく味

里仙は、昭和2年の創業から90 年以上経つ現在まで、古町13 番町で地元密着の歴史を刻んできました。長い年月が経ち、3代目になった今でもお菓子に対する信念は変わりません。それは、“正直で素直であること”。お客様の笑顔を第一に考え、そのためには材料や手間を惜しまず、本物の味をとことん追求しています。
「手間ひまをかけてこそ出せる味わいがあるのであれば、そこを愚直に追求し続ける。近道を探そうとせず、おかしとは『こう』であると見出せばそこからさらに磨きをかけ、より上を追及する。お菓子作りは省けない手間がある。それを省いてしまった時点で本物ではなくなってしまう。」これが里仙の信念であり、店主がこだわる理由のひとつです。

主力商品のひとつである里仙もなか
皮やあんこなど、初代店主がこだわった一品


一方で、十人十色であるお客様を満足させるためには、その時代にあった味を追求していくが地元の笑顔を絶やさない秘訣だと語ります。3代目店主の場合は糖度を変えず、甘さだけを変えるといった、こだわりのあるマイナーチェンジも行っています。歴代の店主が納得する味を常に追い求めていく。その信念を貫いていくことが里仙の共通した思いです。

お菓子の根底にある歴史文化を知ってほしい

ここ最近の食事情を振り返ると、「流行っている食べ物」に興味をもつ傾向がお菓子に限らず見られます。それ自体はなにも悪いことではなく、新しい文化・時代の流れだと感じています。

カステラや羊羹なども定番商品

しかし、流行を追い求めるばかりで、地元の歴史や文化そのものを知ろうとしない人が多くなってきていることも事実です。「若い人が歴史や文化を知らないのは、我々上の世代が教えてこなかった責任もある。教えてなければ興味を持つはずがない。」と店主は語ります。それゆえ、地元の歴史や文化を背景に作られている和菓子にも興味を持ってもらい、後世に伝え続けることが大事であると信じており、そのためにも国民文化祭や新潟・阿賀スイーツラインに参加することで役目を果たせるのではないかと考えています。大空に羽ばたく白鳥のように、永遠に続くお菓子文化を絶やさないためにも、里仙の挑戦は続きます。

水辺から飛び立つ白鳥

 

商品情報
商品名:空
価 格:1個140 円

店舗情報
店名:里仙
住所:〒951-8063 新潟市中央区古町通13 番町2850-1
電話:025-228-9234 FAX:025-222-6470
営業時間:8:30~18:00 定休日:元旦
公式HP:https://satosen.net/